堤焼乾馬窯 作品展

2014/7/14 |
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レポート,堤焼

堤焼乾馬窯の作品展が、一番町のしまぬき本店ギャラリーで7月21日(月)まで開催中です。

「夏のゴブレットと器」と題した本展には、夏にぴったりな涼しげな色合いの作品が勢揃い。
会場にいらっしゃった乾馬窯の針生和馬さんによると、展示作品数は100点をゆうに越えているそうです。

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堤焼といえば、黒と白の“なまこ釉”が特徴的ですが、今回はなまこ釉のものは少なめのようです。
そのかわりに味わいのある緑色や水色の器たちが、さわやかに目を楽しませてくれます。
その中で、“均窯変”の深い紫色や“辰砂”の燃えるような赤色のお皿や花器がアクセントになっていて印象的。

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4代目針生乾馬さん・久馬さんの親子合作による、「辰砂窯変 花入 鬼の腕」にも注目です。

江戸時代から地元・仙台の土でつくり続けられている堤焼。
伝統を受け継ぎながら現代の暮らしに寄り添う逸品を、この機会にご覧になってみてください。

 

「堤焼 乾馬窯作品展 -夏のゴブレットと器-」
7月12日(土)~21日(月)
しまぬき本店ギャラリー

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