「手とてとテ」の本ができました

2015/3/10 |
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この3年間、宮城県内を駆けずり回って、たくさんの工房へ足を運び、たくさんの作り手にお会いしてきました。そこでやっぱり思ったのは、この素晴らしい、宮城の宝物をたくさんの方にしっかりと知っていただきたいということ。そんな想いから、宮城県内の工芸品、19品目を詰めこんだ、本を製作しました。
工芸品を知らない人にはその入口となれるように、工芸品を愛する人にはさらに好きになってもらえるような本を目指しました。
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こちらが本の表紙。
一見、普通に「手とてとテ」のロゴがただ配置してあるように見えますが、この装丁にもこだわりあり、なのです。工芸品と同じように、手に取った時に温もりを感じて貰えるような質感を目指して、「手とてとテ」のスタッフが型を彫り、名取屋染工場さんに染めていただいた手ぬぐいを基にしています。そのため、じっくり見ると木綿の目も見えるんですよ。本染めならではの味わい深い色味も魅力です。

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ボリュームもたっぷり80P。B6サイズなので、持ち歩くにもちょうどいいサイズです。カバンにそっと忍ばせて、工房をめぐる旅に出るのもおすすめ。工芸品は、完成品そのものはもちろん、作り手の想いや歴史背景を知るとより一層身近に感じ、愛着が湧くものですから。

こちらの冊子はイベント「Made in TOHOKU」会場にてアンケートにご協力頂いた方にお渡しさせていただいているほか、イベントのタイアップ企画に参加しているショップ飲食店、インターナショナルギャラリー ビームス(原宿)2Fのfennicaにて無料配布しております。数に限りがございますのでお早めに。
工芸品同様、保存版として、永く大切にしていただければ幸いです。よろしくお願いします。