「千葉まつ江　正藍冷染展」

本日、7月24日（木）から、仙台市青葉区一番町にあるギャラリー くろすろーどにて、
正藍冷染を継承する千葉まつ江さんの展示会がスタートしました。

会期初日、早めの時間にお邪魔しましたが、たくさんの方が足を運んでいました。
遠く関東からいらっしゃったお客様の姿も。

マフラーやストール、バッグなどの服飾雑貨から
ブックカバーや携帯ケース、コースターなどの小物、
のれんや着尺などの大物までたくさんの品々がずらり。
今年は手とてとテのスタッフも藍の刈り取りや葉の摘み取り、
藍玉づくりなどの作業を微力ながらお手伝いをさせて頂きました。

藍を種から育て、収穫をし、葉を摘み取って藍玉にして、染水をつくる
栗駒・文字地区に伝わってきた、原始的な染色技法「正藍冷染」。
染めができるまで大変な手間がかかっていますが、染色可能な期間はわずか1ヶ月半ほど。
自然のまんまに染めるので、染めあがりはその年や染めた時間によっても表情が異なります。
代々女性の手から手へ受け継がれてきた、日本の宝ともいえる藍染です。

まつ江さんのやさしく穏やかな人柄、栗駒の豊かな自然が投影されたような素朴で美しい藍染。
ぜひ会場に足を運び、写真では伝えきれない今年の美しい色をご覧になってください。

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千葉まつ江　正藍冷染展
2014年7月24日（木）～7月29日（日）
11：00～18：00（最終日は15：00迄）
会場：南町通りオープンギャラリー くろすろーど