「こけしドール」伊勢丹新宿で限定販売

2016/11/15 |

タグ：: こけし

vit

11月16日（水）から11月22日（火）の1週間、伊勢丹新宿店で開催されるスイスの家具メーカーVitra（ヴィトラ）のポップアップストアで、仙台木地製作所の佐藤康広工人が製作した「こけしドール」が限定販売されます。

ポップアップストアではアレキサンダー・ジラード、チャールズ＆レイ・イームズ、ジョージ・ネルソンなど時を経ても愛され受け継がれてきた作品から、ロナン＆エルワン・ブルレック、ヘラ・ヨンゲリウスなどの現代のデザイナーによる最新作まで豊富なデザインアイテムをラインナップ。「こけしドール」は今回のイベントのために企画された特別商品として登場します。
「こけしドール」はアメリカのミッドセンチュリーを代表するデザイナー、アレキサンダー・ジラードのスケッチやジラードがデザインした人や動物の木製のオブジェ「ウッデンドール」から着想を得て製作。
gira アレキサンダー・ジラードは世界中の民芸品を収集しており、彼の100,000点を越えるコレクションの中にはさまざまな種類の日本のこけしも含まれていたそう。ジラード同様、ミッドセンチュリーを牽引してきたチャールズ＆レイ・イームズも自邸にこけしをコレクション。こけしが海外の著名アーティストのインスピレーションの源のひとつだったのかもしれないと思うと、胸がワクワクしますね。
koke 康広工人の真骨頂である繊細な描彩で描かれているのはジラードの柄と伝統こけしでもよく用いられる梅や菊などといった伝統柄。ろくろの技術が光る、木地のデザインも見事です。
伝統と真摯に向き合いながらも、柔軟な頭と探求心でものづくりする康広工人の手業が存分に生かされたこけし、ぜひ会場でご覧になってください！