世界で評価されるこけし工人の技
2014/11/10
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手とてとテで制作した、鳴子系こけし・岡崎靖男工人の映像が、
今日現在、世界各国で60万回を越える再生数となっています。
というのも、映像をアップしている動画共有サイトVimeoのSTAFF PICKSに
選出され、取り上げられたおかげ。
数ある映像の中からピックアップしていただけた事は本当に光栄なことです。
そしてこれをきっかけに日本のみならず、世界各国たくさんの方にこの映像を
ご覧いただけている事を本当にうれしく思います。
「素晴らしいです!」や「娘にプレゼントしたい」というメールもたくさん頂戴しています。
今回のことを岡崎さんにも報告したところ、既に動画をご覧になって、
工房を訪ねてきた外国の方もいらっしゃったそうで、大変喜ばれていました。
「この動画は今まで色々撮影してもらったけど一番だね!」
とおっしゃってくださっており、岡崎さんが催事などで工房不在の時には
実演のかわりにわたしたちの動画をモニターに映して、お客様にご覧いただいているそうです。
鳴子系こけしの最大の特徴といえば、首を回すと「キュッキュッ」と音がなること。
これは頭部を胴体にあとからはめ込む独特の技法が用いられているためです。
下記動画では、そのはめ込みの様子もご覧いただくことができます。
宮城県在住の音楽家・次松大助さん(ex.The Miceteeth)が奏でる楽曲と
岡崎さんの手わざの美しい競演。
いつまでも眺めていたい、そして残していきたい宮城の宝物です。
そんな宝物、お時間のあるとき、じっくりとご覧いただけると幸いです。