職人に会いに行く「手仕事の教室」

2014/10/12 |
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こけし,レポート,堤焼

今日はいよいよ手とてとテ×くりはらツーリズムネットワーク特別企画ツアー
「宮城県北 手しごとの工房めぐりとハレの食・餅料理」の催行日です。
スタッフも今から楽しみでうずうず…
一般募集型のツアー企画は初めてですが、実は今年の初夏に
東北工業大学の学生向けに「手仕事の教室」と題した課外授業ツアーを行いました。
そのときの様子を少しレポート。

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青空にめぐまれた7月12日(土)。12名の学生の皆さんと一緒に訪ねたのは
堤焼の乾馬窯と遠刈田系で伝統こけしの仙台木地製作所、2つの工房。
次世代のものづくりを担うかもしれない、若い世代の皆さんにも
地元で育まれている工芸に直にふれてもらいたいという思いから今回のツアーは企画されました。

最初にお邪魔したのは現在では唯一の堤焼窯元となった乾馬窯。
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堤焼の歴史、乾馬窯の歴史について、針生久馬さんからレクチャー。

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敷地内をぐるりと案内していただき、登り窯も見学。
ちょうど水ひ後の陶土の水抜きをしているところでした。
粘土も釉薬も地元のものを使用している堤焼。
学生の皆さんは真剣に久馬さんの話に耳を傾けていました。

その後、メインイベント!陶芸体験がスタート。
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陶芸は初めてという学生が多く、なかなか思うようにいかない粘土との格闘!
おしゃべりも忘れて一生懸命作陶を楽しんでいました。
今回は「自分が日常で使いたいもの」がテーマ。
お皿やカップ、スープ皿など作品はさまざま。

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2ヶ月ほどかかって完成した作品がこちらです!
堤焼の釉薬をまとって、美しい仕上がりになりました。
もうすぐ学生の皆さんの手に届けます。たくさん使ってもらえますように。

お次は遠刈田系こけし、木地挽物を製作している仙台木地製作所へ。
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案内していただいたのはおなじみ佐藤康広工人。
木地師の仕事のこと、ろくろや道具のこと、こけしのことを分かりやすく教えてくださいました。
間近で見るろくろ仕事には学生たちも興味津々。

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康広工人のお父さん正廣さんのコレクションも色々見せていただきました。
伝統こけし11系統あること、各々特徴があるということ自体初めて知った学生がほとんど。
色々見比べて、その違いを確かめていました。

旅の様子は以下の動画で紹介しています。
学生さんたちの真っ直ぐな感想、表情、ぜひご覧ください。

工房を訪ね、作り手に会うこと。
それだけで、工芸品がぐっと身近なものに感じられるようになります。
本日のツアーでも、参加者の皆さんにはそんな出会いを楽しんでもらえればと思います。
もちろん、レポートもこちらのブログにてアップさせていただきますよー。
楽しみにお待ちください!